トコジラミはカメムシ目トコジラミ科に属し成虫は5～8㎜、空腹時は扁平な体ですが吸血すると濃血色に丸く膨らみます。
幼虫・成虫・雄雌とも唯一の食餌であり、吸血後は素早く潜伏場に戻ります。一度吸血すると数日間は潜伏場所に留まるため発見が困難です。主に首・肩・腕・腹等、露出した箇所を吸血します。初めて刺された時は『無反応』で痒くならないことが多く、2回、3回と繰り返すうちに『遅延反応』『即時反応＋遅延反応』を起し1～3日後に痒くなり、さらに『即時反応』により1～24時間で痒くなるようになります。部屋が無人になっても容易には死滅しません。ヒトに依存しており、家具や畳、建具の隙間、電化製品等、吸血対象であるヒトに近いところに潜伏しています。