天井裏に複数作られたネズミの巣
長年手を掛けなくなった家屋は必ず少しづつ朽ちてきます。ネズミが容易に侵入できる隙間があちらこちらと存在します。無人の家に生息するネズミには警戒心が無く、巣窟になってしまいます。空家を解体すると長年住処にしていた場所が一瞬で失われるため、ご近所さんにネズミの大移動が始まります。空家解体前の生息調査と駆除をしっかり行いたいところです。立つ鳥跡を濁さずが大事ですね。
天井裏に住み着いたアライグマの追い出し作業
長年手を掛けてない空家は朽ちてきます。朽ちた軒先や床下などにアライグマやハクビシンが勝手に侵入し素泊まりしてしまいます。場合によっては家屋内で子供も出産・繁殖してしまい、定住・営巣してしまうと大量の糞尿などを堆積させ悪臭や害虫の発生なのど二次被害を引き起こします。空家を存続させる場合は小動物の侵入・営巣をブロックし、衛生環境を整える必要がります。
床下のシロアリ被害検査と駆除作業
長年、手を掛けていない空家は湿気や雨漏りなどで木造軸組が腐ってきます。そこへシロアリ達が狙って木材をバリバリと食いつくして行きます。家屋の構造耐力上主要な柱、土台、梁は最も重要な部位です。人間でいえば骨にあたります。シロアリや湿気により朽ちた軸組は骨粗しょう症のようなものです。近年心配される地震による倒壊を防ぐためにも定期的なシロアリ検査と予防・駆除処理が必要不可欠です。