【ゴキブリ】
ゴキブリでお悩みになっているお客様
〇台所や洗面所の収納庫を開けると、1~2㎜程度の黒い糞がある。
〇中古住宅や賃貸に入居前にゴキブリが心配
〇市販の殺虫剤、ゴキブリ捕獲器を使用してもゴキブリが居なくならない、手応えがない。
〇ゴキブリ捕獲器には捕まるが普通によく見る。
〇毎年、春頃あたりから室内で目撃される。
ゴキブリ目に属する昆虫で、世界から約4600種が知られていますが、人間と深いかかわり合いをもつのは全体の1%未満です。日本には現在57種が分布していますが、家住性の種類は約10種です。食中毒の原因菌などを媒介する媒介害虫ではありますが、最近では不快害虫として重要性の方が大きくなています。
まれにコウモリの糞やヤモリの糞と形状的に誤認される場合があります。
以下の3種が住環境においての主要なチャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリになります。
ゴキブリ | チャバネゴキブリ | クロゴキブリ | ワモンゴキブリ |
体長 | 10~15㎜ | 25~30㎜ | 28~44㎜ |
体色 | 茶褐色 前胸背板に1対の黒縦斑 | 光沢ある黒褐色 | 褐色で光沢 前胸背板に黄白色の輪紋 |
卵期間 | 21~26日 | 40~43日 | 40~45日 |
幼虫期間 | 50~70日 | 200~300日以上 | 150~270日 |
成虫寿命 | 50~200日 | 150~200日 | 200~700日 |
幼虫 | 成虫のなるまで6回程度脱皮を繰り返す | 黒いガマグチ上の卵鞘内に20~30個 | 成虫になるまで11回程度脱皮を繰り返す |
成虫 | 環境適応能力に優れ成長速度が速く繁殖力が強い | 飛翔力があり夜間灯火に飛来することもある | 高温多湿を好む |
<ゴキブリ事前調査の内容>
ゴキブリの事前調査にあたっては(公社)日本ペストコントロール協会認定のペストコトロール技能師が責任もって行います。
発生しているゴキブリの種類、生億分布、生息場所を調査します。
ゴキブリの侵入・発生要因に繋がる室内環境、建物の構造等を確認します。
事前にゴキブリの生息状況、被害状況、侵入状況等を入念に調査した結果に基づき最適な駆除工法を策定し、御見積致します。
生息数、種類、室内・建物環境等により、施工方法には複数のプランがあります。
<防除工法>
残留散布処理
安全性が高く、長期残効力のあるマイクロカプセル剤をゴキブリが這いまわる箇所にあらかじめ処理、処理面にゴキブリが歩行するとことにより駆除します。
空間噴霧処理
専用噴霧器により薬剤を微粒子化し室内噴霧する工法で隅々まで薬剤が送り込まれ、隙間や物陰に潜んでいるゴキブリを追出し駆除します。
ベイト処理
ゴキブリの嗜好性に合せた誘引剤入りの毒餌(ベイト)をゴキブリの巣、通り道、潜伏場所に処理し、ゴキブリに食べさせ駆除します。
局所噴霧処理
隙間や物陰、深層地まで薬剤微粒子を送り込める専用噴霧器で潜んでいるゴキブリを追出し駆除します。空間噴霧や市販エアゾールでも届かない箇所に有効です。
封鎖処理
専用のコーキング剤等を使用し根本からゴキブリの侵入口を封鎖します。
アドバイス
ゴキブリは薬剤による化学的対策以外に日常の環境的の併用も重要です。ゴキブリが発生しない環境整備や今後の防除ポイントをアドバイスします。
【トコジラミ】
トコジラミでお悩みになっているお客様
〇渡航後やホテル滞在後、帰宅してから数日後に激しい痒みがでた。
〇朝起きると痒いが虫そのものは見ない。
〇旅行スーツケース内にトコジラミが潜伏していた。
〇輸入家具・中古家具・中古電気製品に潜伏していいた。
〇市販の殺虫剤を何回も処理しても一向に改善しない。
トコジラミはカメムシ目トコジラミ科に属し、成虫は体長5~8㎜で食性は人間・動物の血液です。
空腹時は扁平な体ですが吸血すると濃血色に丸く膨らみます。マットレス・枕・ベッドフレーム・サイドテーブル壁紙・巾木の隙間・額縁・電化製品・畳・ブラインド・衣装ケース・床の継ぎ目・襖の隙間など人間(吸血源)に依存しているため、人間の近い所の潜める箇所は多岐にわたります。幼虫・成虫・雌雄とも吸血が唯一の食餌であり、深夜から明け方に体温や臭い、呼気の二酸化炭素に反応し吸血を行います。
<トコジラミ事前調査の内容>
トコジラミの事前調査にあたっては(公社)日本ペストコントロール協会認定のペストコトロール技能師が責任持って行います。
聞り取り調査をして、いつ、どの部屋で痒くなるか発生場所を明確にし、その周辺の隙間や布団・ベッド・家具等に血糞、個体を目視調査します。またピレスロイド系エアゾール剤の追出し反応により潜伏場所を発見します。
粘着トラップを所定箇所に数枚配置し、各ゾーニングの捕獲数や生息分布を把握します。
事前の調査した結果やお客様の生活スタイルを考慮し、施工方法・施工期間を策定し、御見積致します。
<防除工法>
残留散布処理
安全性が高く、長期残効力のあるマイクロカプセル剤をトコジラミの潜み場所や隙間等に処理します。
蒸散処理
トコジラミに潜んでいる家具・物品類は梱包又は密閉ケースに入れ、蒸散(くん蒸)処理します。
バキューミング処理
いずれ孵化する卵に対しては効果が発揮しにくい為、薬剤処理の補助として潜み場所や隙間などを強力クリーナーで吸引します。
スチーマー処理
人が触れる箇所など薬剤処理ができない箇所は高温スチーマーにより、高温殺虫します。
モニタリング
駆除作業後の効果測定として捕獲数、生息分布を把握し分析する必要があるため、数回点検にお伺いいたします。
点検時に場合によって補完処理(補修処理)を行います。最終的に生息ゼロを見届けます。
【ダニ・ノミ】
ダニ・ノミでお悩みになっているお客様
〇気密性が高い建物で結露が発生している。壁紙等にカビが発生している。
〇ネズミやハクビシン、鳥など小動物が家屋内に巣を作っている。
〇野良猫にねぐらを与えている。
〇普段からあまり開けないで、湿度があがる梅雨時から痒みがでる。
〇くしゃみや鼻水などアレルギー性疾患を引き起こしている。
ダニ | ノミ |
屋内でよく見られるダニは40種ほどで、さらに人間に被害を与えるのはそのうち数種類です。屋内に生息する種(屋内塵性ダニ類)の中には、人間を直接刺咬したり吸血したことにより痒みや皮膚炎を起こすものや、その死骸や排泄物が人間のアレルギー反応を引き起こすものいます。 主要な屋内のダニ類として、イエダニ、ツメダニ類、トシサシダニ、チリダニ、コナダニ、ヒゼンダニ(疥癬)などが挙げられます。 | ノミ類はノミ目に属し、全世界で1,300種以上が知られています。日本では80種以上が知られていますが、人家周辺で見られ、かつ人間を吸血する種類は多くありません。最近の刺咬被害のほとんどがネコノミによります。1ヶ月以上の飢餓状態にも耐えられます。 発生源として犬小屋、野良猫のねぐらや休息場所、ネズミの巣、タヌキ、アライグマ、ハキビシンのねぐらや通り道などが挙げられます。 |
<ノミ・ダニ事前調査の内容>
ダニ・ノミの事前調査にあたっては(公社)日本ペストコントロール協会認定のペストコトロール技能師が責任持って行います。
聞り取り調査をして、いつ、どの部屋で痒くなるか発生場所を明確にし、その周辺をバキューミングし、個体を同定調査します。
粘着トラップを所定箇所に数枚配置し、各ゾーニングの捕獲数や生息分布を把握します。
事前の調査した結果に基づき施工方法・施工範囲を考慮し御見積致します。
<防除工法>
(残留散布処理)
安全性が高く、臭気を抑えた薬剤(エタノール剤·乳剤·マイクロカプセル剤)を発生場所に散布処理します。
(空間噴霧処理)
専用噴霧器により薬剤を微粒子化し室内噴霧する工法で隅々まで薬剤が送り込まれ、隙間や物陰に潜んでいるダニ等を駆除します。
(バキューミング処理)
特にダニの駆除では餌となるフケ等の有機物を除去する事が望ましいため、強力クリーナーで吸引清掃します。
【ムカデ·ゲジ·ダンゴムシ】
ムカデ、ゲジ、ダンゴムシ等の不快害虫でお悩みになっているお客様
〇屋内にムカデやゲジ、ダンゴムムシ等の不快害虫が侵入し気持ち悪い
〇特に湿度が上がる梅雨時から頻繁に屋内で見かける。
〇市販の殺虫剤を建物の廻りに散布してもあまり効果が感じられない。
<ムカデ·ゲジ·ダンゴムシ等の事前調査の内容>
ムカデ等不快害虫の事前調査にあたっては(公社)日本ペストコントロール協会認定のペストコトロール技能師が責任持って行います。
·発生場所·発生経路·発生範囲ならびに外部環境を調査します。
木造住居の場合は床下も調査します。
事前の調査した結果に基づき施工方法・施工範囲を考慮し御見積致します。
残留散布処理
駆除ならびに侵入予防を目的として哺乳類・環境に配慮した安全性の高い薬剤(水溶性剤・粒剤)を散布処理します。
使用薬剤/カーバメート系殺虫剤・ピレスロイド系フロアブル剤
【クロアリ類】
クロアリでお悩みになっているお客様
世界に1万種、日本には約280万種が分布しています。当社では年間通してお客様からの相談・駆除対象となる主要なアリでは『家住性アリ』でトビイロケアリ、イエヒメアリ『侵入性アリ』でアメイロアリ、アミメアリ、ヒメアリ、ルリアリ、キイロシリアゲアリなどが挙げられます。
<クロアリ類の事前調査の内容>
クロアリ類の事前調査にあたっては(公社)日本ペストコントロール協会認定のペストコトロール技能師が責任持って行います。
室内、外部の発生しているアリの種類・発生頻度・発生分布・発生経路等を調査します。
アリの巣(コロニー)が住居壁内・床下・天井裏にある場合があります。状況に応じて、構造材を開口調査する場合もあります。発生している種類により、施用方法も様々です。
確実な駆除効果を得るためにはアリの特性・巣の場所を特定・理解する必要があります。
事前の調査した結果に基づき施工方法・施工範囲を考慮し御見積致します。
<防除工法>
残留散布処理
アリの種類・特性・発生場所・発生経路に合せた専用薬剤を散布・塗布処理し多数のアリに伝播的に駆除していきます。
ベイト処理
アリの種類・特性・発生場所・嗜好性に合せた専用ベイト(毒餌)を処理し、アリに食べさせコロニー(巣)ごと駆除します。
封鎖処理
専用のコーキング剤等を使用し根本からアリの侵入口を封鎖します。
【毛 虫】
毛虫でお悩みになっているお客様
〇植栽に大量の毛虫が発生している。
〇毛虫の毒針毛により、かぶれ等の皮膚炎をおこした。
〇植木の下に糞が大量に落ちいている。
<毛虫の事前調査の内容>
毛虫の事前調査にあたっては(公社)日本ペストコントロール協会認定のペストコトロール技能師が責任持って行います。
毛虫の発生状況・発生樹木・発生範囲を特定します。
薬剤散布にあたり事前に近隣状況を確認します。
毛虫の事前調査にあたっては(公社)日本ペストコントロール協会認定のペストコトロール技能師が責任持って行います。
<防除工法>
農薬散布処理
ガソリン式動力噴霧器により、発生している対象樹木の毛虫を駆除します。大型ポンプを使用している為、桜、ケヤキ等の高木の毛虫消毒にも対応しています。